書記長日記

ねばり

こんにちは、TKDです。

明日は第1回評議員会。今週は準備に追われていました。何せ、前回書いたように、先週は月曜に異動内示があり、交渉、総括執行委員会、新分会長・書記長会議、新年度第1回執行委員会と、会議・交渉が目白押し。そのまま土曜は3.29集会に参加するため東京へ。まったく評議員会の準備をする暇がなかったのです。でも、書記局全員の協力で何とか前日にほぼ準備は終わりました。明日は、新採や転入者に渡すどら焼きを袋に入れるだけです。今日は久しぶりに早く帰って自宅で夕食をとることができました。

講師時数交渉では最後まで粘り強く県教委や校長に必要性を訴え、時数増を勝ち取った分会がありました。分会のとりくみの成果であり、嬉しい限りです。また、昨日から今日にかけていくつかの分会から加入があったという報告がありました。他校種からの転入者で入った人もいますし、去年の新採で加入した人もいるようです。1年がかりのねばりが奏功したといえます。

さて、明日の評議員会に加入届が何枚も集まることを期待したいと思います。

ご紹介したい本は何冊もあるのですが、それはまた次の機会に。ただ、2冊の署名だけ、先に紹介しておきます。國分功一郎『来るべき民主主義』(幻冬舎新書)と白井聡『永続敗戦論』(大田出版)。どちらも昨年話題になった本ですが、期待を裏切らない中身です。ぜひご一読を。

最後に、福岡の飯塚事件の再審請求は却下されました。「第2の足利事件」と呼ばれており、足利事件の後、再審請求の準備中に死刑が執行されてしまった事件です。冤罪の疑いの濃い事件であり、死刑が執行された以上、再審がなされ無罪となっても、命は戻りません。私は死刑制度に反対です。なぜなら冤罪の可能性がある限り、無実の人を殺すことになるからです。そして、この国の政府はそのような殺人を行っています。先進国のほとんどは死刑を行っていないこと、死刑制度が野蛮だとされていることを書き添えておきます。

 

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