書記長日記

良識ある保守と、単純な…

こんにちは、TKDです。

平和行進が続いています。今日は天気予報に反して雨は降らず、日差しの強い1日でした。参加者の皆さん、お疲れ様でした。

私は、昨日の岩瀬から富山市役所のコースに参加しました。まずは、自転車で10㎞走り出発地点まで。昔、次男が通っていた幼稚園の前の講演が出発地点でした(その後、私たちは現在の家に引っ越しました)。もう、その幼稚園は閉園になって、今は保育所になっています。ベテランの先生が落ち着いた教育をしてくださるすばらしい幼稚園でした。その当時の担任の先生が、現在次男が通っている小学校の横のこども園の園長をしておられます。巡り合わせですね。さて、岩瀬から富山市役所までスマホで計ると7500歩ほどでした。その後、書記局まで往復したので1万歩を超えることが出来ましたが、消費カロリーは500㌔にも届かず。前後の自転車での消費を加えてもたいしたことはありません。せっかく、国民平和「ダイエット」行進にしようと思ったのに。1日歩き続けないとダメですね。しかも、夜は妻の実家の家族と一緒に焼肉をたらふく食べ、結局太ってしました。何をやってるんだか。

その前日の金曜日は、午前中に県議会に行き、教育警務委員会を傍聴しました。火爪県議が就学支援金制度の問題と臨任講師の「空白の1日」問題を質問されるので、それに対する答弁を聞きたかったのですが、修学支援金については概ねスケジュールどおりに進んでいる、という課長の答弁でした。おいおい、本気で言ってるの? まあ、担当者と直接話し合う機会を持つので、そこで本当のことを聞きましょう。おもしろかったのは、自民党の横山県議が、政府のあまりに早い教育改革について教育委員長や教育長の見解を尋ね、2人とも「十分な論議が必要で、それなくして制度を変えると、現場が混乱し、児童・生徒の負担になる」と答えたこと。横山県議も「その通りだ、文科省にそのことを言ってほしい」と言われました。良識ある保守政治家の面目躍如といったところです。一方、まだ若い奥野県議は領土教育にこだわっていました。「自分が高校生の時は、北方領土は教えてもらったが、尖閣は教えてもらえなかった」って、当たり前だろ、その時は問題になっていなかったんだから。高校の全教室に日本地図を掲示したらどうかと提案し、前述の課長が「生徒の実態や地域の実状を勘案して、学校が判断すること」と、今度はまともな回答をしてくれました。若いのにイデオロギーに染まっていますね。いや、若いから染まるのかな。でも、自民党のイデオロギーに染まった若手を見ると、もはや保守ではなく「右からの革新」だと感じてしまいます。単純すぎて不安です。

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